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簡単な家計簿のつけ方を共働きの家庭を例に説明します。

その家計簿のつけ方は大雑把にいうと次の通りです。

収入から固定支出を引いた残りの額を袋分けし、予算をたててやりくりします。(大きな買い物は特別費として別に管理します。)

一ヶ月のお金の流れは大雑把な図にすると次のような感じです。
 
 お金の流れ説明図

   

給料日には、まず手取り収入を計算しましょう。給与明細の右下などに書いてある「差引支給額」とか「振り込み額」が手取り収入とは限りません。そうでない場合が多いと思います。

支給額の合計から健康保険・厚生年金・所得税・雇用保険・組合費等を除いた額が手取り収入です。

給与から天引きされる財形貯蓄・社内預金・積み立て・生命保険・自動車保険・社宅の家賃・昼食代等は手取り収入に含まれます。

       

    

   

手取り収入の額がわかったら、手取り収入の中から毎月必ず出て行く支出を書き出してみましょう。
「固定支出」とひとまとめにしてしまいましたが大きく分けると次のようなものがあります。

(1)収入から天引きされるもの

これは給与明細を見ればわかります。財形貯蓄・社宅の家賃・団体で加入している生命保険などがあります。


(2)自動引き落としされるもの

家賃・駐車場料金・生命保険料・自動車保険料・プロバイダの料金・ジムの会費・光熱費・電話料金・・・など銀行から引き落としされるものです。
家賃のように金額が毎月同じものと、光熱費のように月によって変わるものがあります。月によって変わるものは概算で書いておきます。


(3)その他決まって支払うもの

引き落としでは無いけれど必ず支払うお金です。現金で受け渡しするお金です。家によって新聞代・受信料・月謝などがあると思います。「こづかい」もここに入れています。

また、「特別費へのプール」(毎月収入の中から特別費のためにプールしておくお金)もここに入ります。特別費とは、毎月の袋分け予算に含めるのが適当で無いような大きな出費です。冠婚葬祭費・車の税金・大型家具等です。詳しくは「大きな買い物はどうやってつける?」を見てください。

    

     

   

 

ここまでで、手取り収入と固定支出がわかりました。

手取り収入から固定支出を引いてください。残ったお金が今月やりくりして使うお金です。
 
 




ここで残金が5万円も無いとか、マイナスになったとかいう方いらっしゃいますか?

計算間違いをしていませんか?
例えば、家賃を「天引き」と「自動引き落とし」の2個所で引いていたりしていないですか?
見直してみてください。

それでも少ないようなら・・・・・・固定支出の見直しが必要だと思います。貯蓄が多すぎるとか、保険料をたくさん払っているとか何か原因があるのではないでしょうか。

      

    

   

自由にやりくりできるお金がいくらかわかったら、何にいくら使うか予算をたてます。
まず、費目を決めます。それぞれの家計に合った費目を考えましょう。
次のように分類してみました。

タイトルは「袋分けの費目」となっていますが、袋分けが嫌という方は実際に現金を袋分けしなくてもOKです。
 

「食費」 食べ物全部

「生活雑貨費」 雑貨・消耗品・家の備品・家具

「交通・通信費」 電車賃・宅配便

「交際費」 お歳暮・帰省のお土産

「レジャー費」 遊び・外食

「医療費」 薬・医者

「教養費」 本・雑誌・CD・パソコン関連

「衣服費」 衣類・靴

「美容費」 化粧品・美容院

「車費」 ガソリン・車検など

「予備費」

そんなの多すぎて面倒という方は、次のような分け方はどうでしょう?
 

「食費」

「衣服・美容費」 衣服費と美容費をまとめたもの

「雑貨費」

「医療費」

「交際・教養・レジャー費」 交際費と教養費とレジャー費をまとめたもの

「その他」

この他、お子さんがいたら「教育費」、車があったら「車費」を加えれば良いでしょう。これなら7袋前後で済みます。

費目を変えるのは前年との比較ができなくなり面倒です。比較しようとすると、前年の費目を新しい費目に合わせて計算しなおさなければなりませんから。
とはいえ、もっと細かくつけたいとか、家庭の事情が変わったとか、費目を見直す事が必要な時もあると思います。

    

     

   

費目を決めたら、予算を費目毎に割り振りましょう。
前につけていた家計簿などの資料があればそれを参考にしてみてください。予算は最初から少なくしすぎて赤字ばかりになるのもストレスがたまります。徐々に少なくしていけばいいわ、という感じで最初は気楽にやってみてください。

ご参考までに、一例です。食費が妙に少ないのは実家から米と野菜の一部をもらっているからです。
 

食費

20,000円

生活雑貨費

8,000円

交通・通信費

2,000円

交際費

10,000円

レジャー費

10,000円

医療費

6,000円

教養費

3,000円

衣服費

10,000円

美容費

4,000円

車費

10,000円

合計

83,000円

予算をたてたら、自由に使えるお金が160,000円あるのに予算の合計が100,000円で収まってしまった、という場合もあると思います。
そういう時は余った6万円をさっさと貯蓄にまわすのも良いですし、特別費のプールにまわすというのも考えられます。
また、初めての袋分けで不安があれば、予備費として月末までとっておくのも良いでしょう。

予算をたてたら銀行からお金をおろしてきて袋に現金をわけます。(やらなくてもOKですが)。
おろす金額を指定する時、例えば「4万 30千円」と指定すると一万円札4枚と千円札30枚がでてきます。これで4千円とか8千円の袋にもきちっとお金が分けられます。

    

   

   

いよいよ!家計簿をつけはじめます。

(1)日々の記帳

(2)特別費の記帳



(1)日々の記帳
 

ご自分の持っている家計簿、またはノートに記帳します。ノートでつけている方はぜひ、費目別につけてみてください。残金を計算するので予算の残りがどのくらいか、すぐわかります。
残金の計算は面倒だったら週2回くらいでもOKです。表計算ソフトだと楽。
では記帳の一例を挙げます。
 

食費(予算25,000円)

日付

内容

金額

残金

1/25

りんご

300

24,700

1/27

豚肉

200

 

  

えのきだけ

150

 

 

パン

150

 

 

25

24,175

  

 

 

 

  

 

  

 


 

雑貨費(予算2,000円)

日付

内容

金額

残金

1/25

歯ブラシ

100

1,900

1/28

せっけん

500

1,400



(2)特別費の記帳

特別費は毎月の記帳欄とは別に表を作って記帳します。
プール金は金額欄に+記号をつけています。
支出には費目も書いておきます。これを元に一年の終わりには各費目に振り分けます。

日 付

内 容

費 目

金 額

 残 金

1/25

プール金

 

+30,000

30,000

2/10

こたつ

住居・備品費

20,000

10,000

2/25

プール金

 

+20,000

30,000

2/27

スキー靴

レジャー費

15,000

15,000

 

 

 

 

 

      
      
   

 

一ヶ月家計簿をつけたら集計してみましょう。今月はいくら黒字になったか、それとも赤字か。どきどきしますね。
 

(1)袋からの出費を集計する

下の表のように袋からの出費を書いて、予算から引いてみましょう。上の例では医療費以外は黒字になっています。予算の合計は79,000円、袋からの出費は55,850円で残金は合計23,150円となっています。


(2)袋以外からの出費も加えて集計する

この表に「袋以外からの出費」を書き出して加えます。袋以外からの出費とは、固定支出の中で、袋分けの費目に分類できるものです。例えば下の例では教養費の1,680円(インターネットの接続料金。教養費に入るが、自動引き落としで払っている)、車費の12,000円(自動車保険。車費に入るが、自動引き落としで払っている)です。


 
「袋からの出費」と「袋以外からの出費」を足したものが、今月の各費目の出費合計です。上の例では
69,530円となっています。

(3)固定支出を集計する

次に固定支出の中で、袋分けの分類に入らない出費の合計を出します。書き出してみましょう。分類の方法はいろいろあるかと思いますが、ここでは

○貯蓄
○保険
○家賃(または住宅ローン)
○公共料金
○特別費用プール

に大雑把に分類してみます。「貯蓄」は貯蓄関係の合計金額、「保険」は保険関係の合計金額、「公共料金」は電気・ガス・水道・電話・新聞・受信料の合計金額です。

 
上の例では袋以外の出費の合計は
118,000円になっています。

(4)結局黒字?赤字?

結局今月の出費は69,530+118,000=187,530円ということになります。
収入が250,000円とすると、今月の収支は差し引き+62,470円となります。
ずいぶん余りましたね(笑)これはぜひ貯金しましょう。特別費用のプールにまわすのも良いですし、一ヶ月頑張った自分へのご褒美として一部を使ってしまうというのも楽しいかも(笑)。

      


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